震災の鎮魂詩を作りました。日本人の応援歌でもあります。曲ができたら初音ミクに歌わせてみたいです。
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大和の魂よ
作詞 エド
歌 初音ミク
その日、悪魔らの企てが陸奥の国を襲った。
地上はけたたましく揺れ動き、凍てつくような恐怖が人々の心を支配した。
大波がすぐさま押し寄せ、息つかぬうちに、大地を、人々を、飲み込んでいった。
残された人々は、計り知れない破壊と絶望の前に放り出された。
家族の死、友の死、知人の死。
おびただしい数の累々とした屍の山。
全てを奪い去った天の采配に、
あるものは神をのろい、あるものは悲嘆に打ちひしがれただろう。
大和の民よ、忘れてしまったか、
我らは神々に選ばれしこの世に生を受けたものであることを
大和の民よ、思い出せ。
遠い祖先から連なる霊魂は常にあなたがたの味方であることを
大和の民よ、立ち返れ
我ら互いに与え合う喜びを真に知っている誠の平和の民であることに。
地上の悪魔たちは、あらゆる手段で大和の民を蹂躙してきた。
武力で脅し、物欲で心を奪い、偽の情報で思考をだまし、
あらゆる恐怖で我らの人心を支配しようとした。
しかし彼らに勝利は決して無い。
たとえ、人々を殺しても人々の魂は殺せないからだ。
たとえ、人心を支配しようとしても、人が人の魂を支配することなど
とうてい出来ないからだ。
さあ、気高き大和の魂よ、立ち上がれ、陸奥の幾千万の無辜の魂を慰めるために。
さあ、気高き大和の魂よ、闘え、あらゆる人の道に反する不義に対して。
さあ、気高き大和の魂よ、生み出せ。
今は生みの苦しみの時、夜明け前のほんのひと時。
さあ、気高き大和の魂よ、ともに歌え、日出国の民の心の歌を。
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